商品Q&A 寄せられる組合員からのお問い合わせやご意見・ご相談の中から、特に多いものをご紹介します。

魚介類

Q29

「ブリの刺身に乳白色の異物が刺さっている」

Check
A

お申し出いただいたブリ刺身中に、径2×4mm大の不定形の黄色がかった乳白色の異物が見られました。

この異物を顕微鏡で観察した結果、『ブリ筋肉微胞子虫』の胞子を確認しました.『ブリ筋肉微胞子虫』は養殖ブリの筋肉に寄生する寄生虫です。養殖ブリの稚魚は春に自然の海から採捕しますが、この寄生虫の稚魚期の寄生率は高く、寄生数が多いと、ブリの体表に凹凸が見られ、ベコ病と称されます.この様な症状を呈する稚魚は、ワクチン接種時に選別・廃棄します。また、『ブリ筋肉微胞子虫』はブリが成長するにつれ、ほとんどが吸収・消滅すると言われていますが、寄生が軽度の稚魚を気づかずに飼育し、その一部が消滅せずに残存したものと思われます.