商品Q&A 寄せられる組合員からのお問い合わせやご意見・ご相談の中から、特に多いものをご紹介します。

家電・住居用品

Q09

「木製ベッドから黒い虫?」

Check

木製ベッドから黒い虫と木屑が出てきました。この虫は何ですか。

A

お申し出の虫は、外観より「オオナガシンクイ」の成虫であると考えられました。

オオナガシンクイは、体長8.5~15.5mmのやや大型で黒もしくは黒褐色をした木材の食害虫です。
 北海道を除く日本のほぼ全域や、台湾、東南アジア各地、インド、マダガスカルに分布しており、幼虫も成虫も主にラワン材を食害します。以前、中国からの輸入材から多数の成虫が発生したことがあります。
また、この他に家具の食害のお申し出として多いのが、「ヒラタキクイムシ」です。
ヒラタキクイムシは、体長2~7mmの赤褐~暗褐色の虫で、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布しています。ラワン材やナラ材、カシやタケ等、多種類の材を好みます。家具の表面に成虫が飛来し、夜間その中に卵を産み付けます。孵化した幼虫は成育期間中に木屑や糞などを外に出さないまま内部を食害するため、外からは気付かれません。成虫になって家具に穴をあけて脱出することから、ようやく被害に気付くのです。
元々木材に幼虫や成虫がいる場合、外から見えないこともあり完全に駆除することは難しいです。
徹底的に駆除をするとなると、専門家に任せなければならないケースが多いです。
家庭でできる予防策としては、これ以上飛来してくる虫を防ぐために、窓を開けて換気をする際は網戸を忘れないようにしましょう。また、うろうろしている虫を除去するという意味で、こまめな掃除もおすすめです。

組合員さん宅のベッドから出てきたオオナガシンクイムシ
組合員さん宅のベッドから出てきたオオナガシンクイムシ
組合員さん宅のベッドから出てきたオオナガシンクイムシ
組合員さん宅のベッドから出てきたオオナガシンクイムシ
食害された家具(穴は、虫が脱出した跡です)
食害された家具(穴は、虫が脱出した跡です)