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タケノコに含まれるチロシンです

お申し出品に混入していた異物は、タケノコにもともと含まれるチロシンという物質が結晶化したものでした。チロシンはタケノコに含まれるアミノ酸の一種で、水煮加工品などでは加熱工程後の温度低下に伴い結晶化し、白い塊となる場合があります。チロシンはタケノコの旨み成分でもあり、食べても問題ありません。

筑前煮の製造元では、中国産のタケノコを現地加工場で水煮缶に加工したものを仕入れて使用しています。タケノコは水煮缶に加工した時点でチロシンが付着している場合がありますが、筑前煮の製造時のタケノコ洗浄工程で流れ落ちるか、ブランチング(茹で)工程または殺菌工程において溶解するため、ある程度は除去することができます。しかしタケノコによっては内側のヒダのすきまに入り込んだものを流し落とせない場合や、大きい結晶が溶け切らない場合があり、製品になった際にチロシンが若干残ってしまうことがあります。
商品検査センターへはタケノコ水煮などから同様のお申し出が年に数件寄せられます。

今回混入していた異物はタケノコに含まれるチロシンという物質が結晶化したものと思われます。チロシンはタケノコに含まれるはアミノ酸の一種で、水煮などで加熱後の温度低下に伴い結晶化し、時々白い塊となって析出することがあります。チロシンはタケノコの旨みの素となっている成分で、食べたとしても健康には問題ありません。

製造元では中国産のタケノコを現地加工場で水煮缶に加工されたものを仕入れて使用しています。タケノコ原料は水煮缶に加工された時点でチロシンが付着している場合がありますが、作業工程上の洗浄で流れ落ちるか、ブランチング(茹で)または殺菌において溶解するため、ある程度は除去することが可能です。しかしタケノコによっては内側のひだのすきまに入り込んだものが流せ落とせずに、大きい結晶が溶け切らないことがありますので、製品になった際にチロシンが若干残ってしまう可能性があります。
商品検査センターへはタケノコの水煮などから同様のお申し出が年に数件寄せられています。

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