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緑色はピスタチオ特有の色で、異常ではありません
お申し出品のピスタチオの渋皮の色と実の緑色は、ピスタチオ特有の色です。剥き実ピスタチオの実は、赤紫から褐色の渋皮が付着し、渋皮の剥けた部分や渋皮の薄い部分から実(葉緑素を含んだ実)の緑色が見えるのが特徴です。
緑色は、原料ピスタチオ特有の葉緑素の色ですが、緑色は強く加熱すると薄い黄色から褐色に変色する傾向がありますので、製造メーカーではできるだけピスタチオの特徴である葉緑素の緑色を残すように焙煎加工しております。
しかしながら、原料剥き実ピスタチオの緑色が、粒単位で濃淡がありバラツキがありますので、一部が熱により葉緑素が少し褐変して、濃く仕上がる粒が混ざります。
又、実の表面には褐色の渋皮が付着しておりますが、渋皮が剥がれていたり、渋皮の一部が残った粒が見られましたので、カビのように感じられたと思われます。
ピスタチオの緑色をカビと感じられるご指摘がありましたので、缶胴部に「ピスタチオのうす皮の下からあらわれる緑色はピスタチオ独特のものでカビではありません。」と注意表示をしております。