お申し出品は調理されたもので、一部のスパゲティの先端から5cmまでの部分が茶色や白色で焦げたような状態でありました。
お申し出品を顕微鏡観察しましたが、カビの菌糸は認められませんでした。
お申し出品は焦げたような痕に思われましたので、直径18cm、深さ8cmの片手鍋を使って再現テストを行いました。
その結果、スパゲティは下記のような条件下で調理すると、お申し出品と同じように先端より5cmまでの部分が茶色や白色変色しました。
1.ガスを強火に設定。
2.スパゲティの束を画像のような状態で鍋に入れそのまま放置。
3.鍋をコンロの中心よりずらした状態で置く。

よって、お申し出品は焦げによる変色と判断しました。