- 米・麺類・穀類
- 形態不良
生育期の天候状況等によって発生する現象です。
お申し出品(写真)のように全体が白い粒のお米を「粉状質粒」といいます。
お米は果実と同じように生育期の天候状態や土づくりによって品質が大きく左右されます。粉状質粒は稲の生育が途中で止まった時、あるいは生育途中(未熟状態)に刈取期を迎えたために起こる現象であり、田んぼごとの施肥時期の違いや生育期の天候状況等によって発生する現象です。特に、梅雨明け以降に続いた高温や少雨、台風に伴うフェーン現象による高温の影響や、長雨が続くなど日照時間の少ない年は稲の生育が順調に進まず、多く混入する傾向にあります。したがって、産地を問わずに発生するものであり、同じ産地であっても年産や田んぼの違い、生産地区内によっても混入割合には多少の違いが生じ、同じ銘柄であっても、生産県が異なると違いは生じます。
粉状質粒は原料由来によるものが大きいため、精米業界では混入割合について「15%以下」の基準を定めており、コープライスセンターでも同様に「15%以下」という出荷基準を設けて精米の品質を管理しています。
お申し出品(写真)のように全体が白い粒のお米を「粉状質粒」といいます。
お米は果実と同じように生育期の天候状態や土づくりによって品質が大きく左右されます。粉状質粒は稲の生育が途中で止まった時、あるいは生育途中(未熟状態)に刈取期を迎えたために起こる現象であり、田んぼごとの施肥時期の違いや生育期の天候状況等によって発生する現象です。特に、梅雨明け以降に続いた高温や少雨、台風に伴うフェーン現象による高温の影響や、長雨が続くなど日照時間の少ない年は稲の生育が順調に進まず、多く混入する傾向にあります。したがって、産地を問わずに発生するものであり、同じ産地であっても年産や田んぼの違い、生産地区内によっても混入割合には多少の違いが生じ、同じ銘柄であっても、生産県が異なると違いは生じます。
粉状質粒は原料由来によるものが大きいため、精米業界では混入割合について「15%以下」の基準を定めており、コープライスセンターでも同様に「15%以下」という出荷基準を設けて精米の品質を管理しています。