- 肉・卵
- 変色
このピンク色は赤色の色素を作るセラチア菌が増殖したことによるものです
ピンク色の部分について微生物検査を実施したところ、セラチア菌が検出されました。
セラチア菌が増殖した結果、菌が出した赤色の色素によって、卵白部分がピンク色に染まったものと考えます。セラチア菌は熱に弱く(中心温度75℃、1分間の加熱で死滅する)、また、ゆでたまごの変色がたまご全体ではないことから、菌はゆでたあとにひび割れ等か卵殻の内部に侵入し、増殖したものと考えられます。なお、セラチア菌は、土壌、空気中、水中などに広く存在する菌です。
ピンク色の部分について微生物検査を実施したところ、セラチア菌が検出されました。
セラチア菌が増殖した結果、菌が出した赤色の色素によって、卵白部分がピンク色に染まったものと考えます。セラチア菌は熱に弱く(中心温度75℃、1分間の加熱で死滅する)、また、ゆでたまごの変色がたまご全体ではないことから、卵をゆでたあとにセラチア菌がひび割れ等から卵殻の内部に侵入し、増殖したものと考えられます。なお、セラチア菌は土壌中、空気中、水中などに広く存在する菌です。