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icon icon Q Q なすを煮たら、果肉部分が紫色になった

  • 野菜
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なすの皮に含まれる色素によるものです

お申し出品のなすを茹でたところ、なすの皮より紫色の色素が溶け出しました。この色素はナスニンと呼ばれる水溶性のアントシアニン色素の一種であることが知られており、酸性にすれば、赤色に変化することから、茹で水に酢を滴下したところ、滴下部分が赤色になりました。
以上より、煮ることにより、なすの皮から溶け出した色素が、なすの果肉部分に移ったものと判断しました。

お申し出品を茹でたところ、ナスより紫色の色素が溶出しました。これはナスニンと呼ばれる水溶性のアントシアニン色素の一種であると思われました。

アントシアニンは酸性下では赤色を呈することが知られています。
そこで、紫色になった茹で水に酢を滴下したところ、滴下部分が赤色になりました。

紫色の溶出はナスニンの溶出ですので、この度のお申し出は、ナスの特徴であると判断しました。

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    お申し出品
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    ナスニンの溶出
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    酢滴下直後
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    茹でた後のナス、色が抜けています
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