- 野菜
- 異物混入
生育棚由来の緑藻類の一種が付着したものと思われます
しめじの緑色の部分を拡大観察したところ、カビの菌糸は認めらなかったことから、カビではないものと推察されました。
生産者に調査依頼したところ、緑色のものは単細胞緑藻類の一種であると推察されました。
ぶなしめじの生育環境は温度15℃、湿度は98%程度で管理されています。そのため、この緑色の単細胞緑藻類は生育棚にまれに発生・付着するため、お申し出品のぶなしめじとの接触で、ぶなしめじ表面に付着したものと考えられます。包装後のチェックでも見落としがあり製品として出荷され、店舗でも見落としたものと考えられます。
生産者には、生育棚及び生育室の洗浄、浄化を図り、包装後の製品チェック体制の強化を図っていただくよう要請しました。
しめじの緑色の部分を実体顕微鏡で観察したところ、カビの菌糸は認められず、カビではないものと推察されました。さらに、緑色の部分をかきとり、光学顕微鏡で観察したところ、カビの菌糸は認められませんでした。
製造者に異物が何なのかを含めて調査を要請した結果、緑色のものは単細胞緑藻類の一種であると推察されました。
ぶなしめじの生育環境は温度15℃、湿度98〜98%で管理されています。この緑色の物質は生育棚にまれに付着しており、ぶなしめじとの接触があり、表面に付着したものと考えられます。また、包装後のチェックでも見落としがあったために製品として出荷され、店舗でも見落としたものと考えます。
製造者に対しては、生育棚及び生育室の洗浄、浄化を図り、包装後の製品チェック体制の強化を図っていただくよう要請しました。