- 野菜
- 変質
とうだち(花茎の成長)後に収穫されたためと思われます
にんじんは一定の大きさに成長した後に、一定期間低温にあうと花芽が形成され、その後、高温で日照時間が長くなるととうだちが始まります。
こうなると、養分や水分はとうだちに使われるため、この時期に乾燥が続くとにんじんの維管束(いかんそく:水や養分を運ぶ束状の組織)部が硬く木化(リグニン化)し、肉質が悪くなります。
また、収穫後のにんじんは水分が徐々に失われ、水分の蒸発を防ぐように、細胞壁の木化が進みます。
木化したにんじんは見た目からは判断しにくく、選別工程で発見・除去するのが難しいのが現状です。
にんじんは一定の大きさに成長した後に、一定期間低温にあうと花芽が形成され、その後、高温で日照時間が長くなるととうだちが始まります。
こうなると、養分や水分はとうだちに使われるため、この時期に乾燥が続くとにんじんの維管束(いかんそく:水や養分を運ぶ束状の組織)部が硬く木化(リグニン化)し、肉質が悪くなります。
また、収穫後のにんじんは水分が徐々に失われ、水分の蒸発を防ぐように、細胞壁の木化が進みます。
木化したにんじんは見た目からは判断しにくく、選別工程で発見・除去するのが難しいのが現状です。