- 魚介類
- 変色
イカの体液であるヘモシアニンが酸素と結びつき発色したものです。
顕微鏡でイカの青い部分を観察しましたが、カビの菌糸は確認されなかったためカビではないと判断しました。また、微生物検査を実施した結果、問題はありませんでした。
青い部分はイカの血液が付着したもので、イカの血液成分(ヘモシアニン)が酸素と結びついたことにより、青く発色したものと思われます。
ヘモシアニンはイカ、タコなどの血液の成分で、人の血液中のヘモグロビンと同じはたらき、つまり、体の組織に酸素を運搬する役割をします。このヘモシアニンは人間の血液と違い、酸素と結合すると青色(青黒い、黒い場合もあります)になり、さらに時間が経過し酸素と離れると無色になります。このヘモシアニンが青色になる現象は、酸素との結合により起こることから、鮮度の良いイカに発生します。
なお、ヘモシアニンはイカの血液ですので、食されても衛生上の問題はありません。
顕微鏡でイカの青い部分を観察しましたが、カビの菌糸は確認されなかったためカビではないと判断しました。また、微生物検査を実施した結果、問題はありませんでした。
青い部分はイカの血液が付着したもので、イカの血液成分(ヘモシアニン)が酸素と結びついたことにより、青く発色したものと思われます。
ヘモシアニンはイカ、タコなどの血液の成分で、人の血液中のヘモグロビンと同じはたらき、つまり、体の組織に酸素を運搬する役割をします。このヘモシアニンは人間の血液と違い、酸素と結合すると青色(青黒い、黒い場合もあります)になり、さらに時間が経過し酸素と離れると無色になります。このヘモシアニンが青色になる現象は、酸素との結合により起こることから、鮮度の良いイカに発生します。
なお、ヘモシアニンはイカの血液ですので、食されても衛生上の問題はありません。